旅行先に金沢を検討してくださってありがとうございます。
金沢は関東からでも北陸新幹線で日帰り旅行も可能になりました。
そこで今回は、地元民の私がオススメする日帰りも可能な金沢観光の王道ルートを紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
※日帰りが可能なのは、始発で関東から北陸新幹線かがやき、関西からサンダーバードで来られる方向けです。
目次
金沢観光の王道ルート
私がオススメするのは、始発の北陸新幹線またはサンダーバードで金沢駅に着き、以下を巡るルートです。
- ひがし茶屋街
- 近江町市場
- 金沢21世紀美術館
- 兼六園
- 金沢城・金沢城公園
- 鈴木大拙館 ※任意
- 妙立寺(忍者寺)※任意
- 片町
- 金沢駅周辺
パッと見では多く見えますが、日帰り観光は十分可能ですよ。
ひがし茶屋街
まずは午前中の涼しくて人が少ないうちにひがし茶屋街に行きます。
ポイントは午前中です。それもなるべく早い時間に。
なぜならひがし茶屋街は午後になると観光客でごった返すので、風情を感じるどころではなくなってしまうからです。
金沢駅から徒歩だと30分ほど(約2km)で割とキツいのでバスがオススメです。
始発で金沢駅着でそこからすぐにバスに乗ると、9:30~10:00くらいにはひがし茶屋街に到着できると思います。
ひがし茶屋街へのバスは金沢駅東口から出ています。鼓門がある出口です。
改札を出たら、右手に進んでください。左手に行ってしまうと西口に出てしまうので、改札出たら右手ですよ。
ひがし茶屋街に到着後は風情を感じながら1時間ほど散策しましょう。
次は近江町市場で昼食を採ります。
近江町市場
近江町市場までは徒歩で15分(約1km)です。目印がわんさかあるので迷うことはありませんが、一応地図アプリのナビに従って歩きましょう。
近江町市場では定番の海鮮丼がオススメです。お店はいくつかありますが、基本的にお昼になるとどのお店も行列ができていますので、なるべく11時台に到着できればベストですね。
私の経験上、「近江町いちば館」という建物の2階にあるお店が比較的並びが少なくて穴場だと感じています。
近江町いちばの店舗一覧はこちらのリンクからご覧になれます。
ちなみに海鮮丼のお値段ですが、どの店舗もおおむね2~4千円ほどしますので、結構高級な昼食になってしまいますね。
次は金沢21世紀美術館に向かいましょう。
金沢21世紀美術館
金沢21世紀美術館はとても開放的な現代美術館です。主催展覧会は時期によって多様な展示が行われていますので、どの時期に行っても素晴らしい体験ができるスポットです。
金沢21世紀美術館 | 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa.
近江町市場から21世紀美術館までは徒歩で20分(約1.5km)です。
ちょっとツラい距離かもしれませんが、街中を歩くので、景観を楽しみながら歩いていればあっという間に到着します。
もし辛いようであれば無理せず、バスが何本も通ってますし、タクシーも至る所に待機しているので、移動手段はすぐ確保できます。
21世紀美術館は特別展示は有料ですが、無料ゾーンだけでも楽しめますので、ぜひお立ち寄りください。
有名なスイミング・プールも地上からなら無料で見れますよ。(地下から入る場合は有料チケットが必要です。)
無料ゾーンだけだと30分程度、有料展示も見学するのであれば、1時間程度の滞在時間になると思います。
金沢21世紀美術館
開館時間(展覧):10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)
休館日(展覧):月曜日(休日の場合は直後の平日)
次は兼六園です。兼六園はこの金沢21世紀美術館と道路を挟んで隣同士なので、信号を渡ればすぐです。
兼六園・金沢城公園
兼六園は日本三名園のひとつで、恐らく説明が不要なくらい有名な観光地ですよね。
四季折々の美しい景観が楽しめますので、金沢に来たなら絶対に欠かせない観光スポットです。
21世紀美術館からは信号を渡ってすぐですので、迷うことはありませんよ。
散策時間は、1時間~2時間程度です。
そして、兼六園の隣には金沢城公園があります。
広くきれいな公園で、散歩していてとても気持ちがいいので、公園内をぐるっと一周散策してみることをおすすめします。所要時間は30分ほどです。
毎週金・土曜の夜になると庭園のライトアップもしていてすごくきれいですよ。
兼六園
開園時間:
・3月1日~10月15日 7:00~18:00 (退園時間)
・10月16日~2月末日 8:00~17:00 (退園時間)
休園日:なし(年中無休)
料金:
・大人(18歳以上) 310円
・小人(6歳~18歳未満) 100円
金沢城公園
開園時間:
・3月1日~10月15日 7:00~18:00 (退園時間)
・10月16日~2月末日 8:00~17:00 (退園時間)
休園日:なし(年中無休)
料金:公園は無料(建物内は有料)
さて、ここまでの観光で恐らく午後3~4時くらいになっていると思います。
次に紹介する鈴木大拙館と妙立寺(忍者寺)は、日帰りだと時間的に厳しいかもしれないので任意としています。私的にはかなりオススメなので、時間が許せばぜひ行ってみて欲しいです。
鈴木大拙館
あまり耳にしたことがないかもしれませんが、日本の”禅”を海外に広めた哲学者「鈴木大拙」の記念館です。
“無”をテーマにした、何もない静寂、物思いや瞑想に耽けりたくなる空間が提供されています。
入館者数は近年どんどん増えており、外国人も多く来館しています。
入場料は大人310円ですが、一部無料で見れる庭もあります。
鈴木大拙館
開館時間:午前9時30分から午後5時
休館日:月曜日
妙立寺
ここはお寺なのですが、別名忍者寺と呼ばれる、隠し階段や罠が各所に仕掛けられた要塞のような建物です。
これも忍者に興味がある外国人観光客が多いですね。もちろん日本人でも楽しめるオススメの観光地です。
なお、完全予約制(大人1,000円)で、自由に見て回るタイプではなくガイドさんが付いて説明しながら回るタイプになっています。
妙立寺
拝観時間:
・平日 9:00〜16:00まで(1時間毎のご案内)
・土日祝日 9:00〜16:30まで(30分毎のご案内)
お休み:法要日がお休みのため、要電話問い合わせ
片町
片町は石川県最大の繁華街です。
ぶらーっと歩くだけで楽しいですよ。
飲み屋に入って、金沢おでんと地酒を嗜むのもいいですね。
最後は、金沢駅に戻って少し探索してから帰路につきましょう。
金沢駅周辺
金沢駅周辺にもいくつかお店がありますが、散策するなら
- 金沢フォーラス
- 金沢100番街(あんと、Rinto)
の2か所がおすすめです。
金沢フォーラスはファッション・グルメなどのテナントがたくさん入っている建物で、金沢100番街は金沢駅構内にあり、ファッションやお土産を扱うお店が多いです。特にあんとはお土産に特化したフロアーで規模も大きく、最後に必ず立ち寄りたい所ですね。
夕飯はどうする?
私は、金沢フォーラス6階のレストラン街で回転寿司か、片町で金沢おでんの二択をおすすめします。
「また海鮮か!昼食べたから寿司はもういいよ!」という方は、ぜひ金沢グルメの金沢おでんと地酒の組み合わせを召し上がってみてください。
もしくは、帰りの新幹線で駅弁を食べるというのもいいですね。
まとめ
今回は、日帰りでも可能な金沢観光の王道ルートを紹介しました。
気に入っていただけましたら、ぜひ金沢へ遊びに来てくださいね。
最後に、今回のルートを貼っておきますので参考にしていただければ幸いです。