のどかな能登地方に移住したいけど、金沢へのアクセスが不便じゃないところに住みたいなぁ
そんなあなたには、中能登町がぴったりかもしれません。
中能登町って恐らく聞いたことない方がほとんどだと思いますので、どんなところなのかをサクッと紹介したいと思います。
能登地方への移住先を考えている方はぜひご覧ください!
目次
石川県鹿島郡中能登町について
中能登町は、石川県鹿島郡鹿島町・鳥屋町・鹿西町の3町が合併してできた町です。
- 織物のまち:鹿島町
- 古墳のまち:鳥屋町
- おにぎりのまち:鹿西町
というキャッチフレーズがある3町が一緒になり、新生中能登町として生まれ変わりました。
中能登町を一言で言ってしまえば、
「田畑と山が広がる非常にのどかな地域」です。
年配の方が多い地域なのですが、近年では中能登町の土地の安さに惹かれて若い子育てファミリーの移住にも人気が出てきた地域なんですよ!
中能登町は石川県の土地価格相場・地価公示価格ランキング・坪単価によると、石川県内で最も土地が安い地域のようです。
※2019年12/10執筆段階で中能登町の地価平均は何と、1万円を切る9855円/m2!
中能登町の場所
中能登町は、その名の通り能登地方のちょうど真ん中あたりに位置しています。
能登地方の中心となる七尾市と、千里浜で有名な羽咋市の間にあります。
七尾市にも羽咋市にも行きやすく、(車で20分以内くらい)
金沢にもアクセスが不便じゃないギリギリの位置につけています。
金沢までは車や電車で1時間ちょいです。ギリギリ通勤可能な、絶妙な距離感ですよね。
中能登町の暮らし
中能登町は、周りは田畑が広がっていてどこかに行く場合は車が必須となります。
公共交通機関(バス)は残念ながら本数と網羅性が低すぎるので、アテにはできません。
買い物に関しては、中能登町にはアルプラザ鹿島がありますし、少し走れば七尾市や羽咋市のスーパーにも行けますので、車さえあれば買い物にはそれほど困らない感じです。
道路に関しては全ての道路が片側1車線の道路で、2車線の道路はありませんが、まったく渋滞しないので不便はありませんよ。
軽トラ・トラクターがたくさん走っていて、元気に畑仕事をしているご年配の方をたくさん見かけると思います。
冬季は結構雪が降る地域ですが、多くの県道には融雪装置が備わっていますし、大動脈である国道159号線は除雪車がしっかり除雪してくれるので冬季もさほど心配はありません。
中能登町の観光資源
中能登町は、
- 織物・ファッションの旧鹿島町
- 雨の宮古墳群の旧鳥屋町
- 日本最古のおにぎりが出土した旧鹿西町
の3つの町の特色が味わえる町です。
特に旧鳥屋町の雨の宮古墳群にはぜひ一度足を運んでみてください。
近くには古墳公園もあり、休日は子どもたちで賑わっています。大きな池でスワンボートにも乗れるのですが、料金はなんと30分100円という激安ぶりです。
旧鹿島町のアルプラザ鹿島の目の前(道路を挟んだ反対側)には、5年前に開業した道の駅織姫の里なかのとがあり、中能登町の特産品が並んでいますので、こちらも寄ってみてください。
そして中能登町には標高565mの石動山があり、
石動山周辺には自然散策ができるトレッキングコースや、キャンプ・釣り・ハイキングなどが楽しめる鹿島少年自然の家・碁石ケ峰(ごいしがみね)自然公園などのスポットが子どもの野外活動の場になっています。
中能登町に移住後の住まい
中能登町は、比較的大きな家に住んでいる方が非常に多いです。
人口が年々減ってきているので空き家が多いですが、逆に言えばびっくりするような値段で大きな中古物件に住むことができるのも魅力です。
もし中能登町への移住の際に空き家を検討している方は、空き家バンクで探してみると良いでしょう。
中能登町役場が空き家情報を発信していますのでこちらをチェックしてみてください。
そして、土地を購入して新築で家を建てる場合も土地がかなり安いです。
10年ほど前には能登二宮駅の前の区分が住宅地として分譲され、大人気となりました。
そして今年、能登二宮駅の隣の駅である良川駅の前に8区分が分譲され、12/12~1/7まで申し込みを募集しています。
分譲宅地(新良川駅東)の購入申込について下記のとおり実施します。
1.受付期間
令和元年12月12日(木曜日)~令和2年1月7日(火曜日) 9時00分~17時00分2.受付場所
中能登町役場鹿島庁舎 土木建設課(中能登町井田4部1番地1)3.申込方法
購入希望者は、下記の売払い要領を熟読のうえ、当町指定の分譲宅地購入申込書に所定の事項を記入・押印し、上記受付場所に直接持参して下さい。4.販売価格
土地単価は、全区画共通の1平方メートルあたり17,000円での販売となります。
1m2あたり17,000円と、駅前の土地では考えられないほどの安さです。
全区画200m2超え(60坪超え)で400万円前後は、私の住む野々市なら2,000万円くらいしますから、激安ですよね。
中能登町の補助制度
中能登町は、移住者(定住者)に対する補助と、子育てに関する補助が非常に充実しています。
移住者には、定住促進奨励金で最大100万円の補助がありますし、子育てにおいては子どもが生まれるとお祝い金が貰えます。
第何子 | 祝金の額 |
第1子 | 10万円 |
第2子 | 20万円 |
第3子 | 30万円 |
第4子 | 40万円 |
第5子以降 | 50万円 |
この額は凄すぎでしょ…。
待機児童に関しても中能登町は待機児童0ですので保育園の心配はありませんし、子どもの医療費も18歳まで無料です。
のどかな地方でのびのびと子育てをしたい家族には、中能登町は最適なのではないでしょうか。
中能登町の水道事情について
中能登町には1点だけ事前にお伝えしておかなくてはならないことがあります。
それは、水道水の水質についてです。
中能登町の水道は、9割が地下水からまかなわれており、その地下水の硬度が少し高めです。
よって、その硬度の高さ(硬度成分)により、お風呂場の床が白くなったり、やかんやポットの内側が白くなることがよくあります。
健康には全く害はなく安全なのですが、多分このことを知らずに移住してきた方はびっくりしてしまうと思います。
実は中能登町に移住後にこの問い合わせをする方が結構多いと聞きます。
ですので、
中能登町の水道水は硬度成分によりお風呂場やポットなどが白くなることがあるが、健康には全く影響がないので心配無用
という点をまずは覚えておいて頂きたいです。
まとめ
石川県鹿島郡中能登町は、非常にのどかな地域で石動山をはじめとする自然も豊かで子どもがのびのび育つには最適な町だと思います。
金沢からギリギリ遠すぎない絶妙な距離にある点もポイントです。
移住者や子育て世帯に対する支援制度がかなり充実している町ですので、能登地方に移住を考えている方はぜひ中能登町も検討のひとつに入れてみてください!